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誉めて育てるハワイ公立小学校の教育

ALOHA!

こちらの小学校「誉めて育てる」ことがとっても上手だな、とよく思う機会があります。

今日はそんな中でも、6歳の娘が通うハワイ公立小学校の「表彰システム」についてご紹介♪

6歳の娘が通うハワイ公立小学校では、毎月目標テーマが決められて、そのテーマに合った行動ができた生徒を表彰するというシステムがあります。

毎月の目標テーマはこんな感じ↓

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Inquirers (好奇心を持って探求する人)

Knowledgeable (色々な知識を得ようとする人)

Thinkers (よく考える人)

Communicators (コミュニケーター)

Principled (公平で責任感のある行動ができる人)

Open Minded (偏見を持たない)

Caring (人を思いやる心)

Risk Takers (リスクを恐れず挑戦する人)

Balanced (バランス感覚のある人)

Reflective (思慮深い人)

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小学校の目標テーマとしてはなんだか難しい!!

大人向けの起業講座かなんかにでも出てきそうな、そんなキーワードばかり。

でも小さな頃からこういうキーワードを目標テーマとして掲げられているということは、

決して悪いことではない。むしろとても良いことだと思います。

こうしたキーワードが知らないうちに刷り込まれることで、大きくなってからこの言葉に出会った時、きっと違和感なく頭に、心に入って行くんでしょうね。

うらやましい。

この表彰式。

先生を含めたクラス全員で投票して、毎月テーマに合った行動ができている生徒を表彰するというシステムです。

選ばれた生徒は、全校生徒が集まる前で表彰されます。見ている生徒達も、自分たちが選んだ友達が表彰されるので、名前が呼ばれると歓声をあげて喜びます。

全員参加の一大イベントなんですね。

もちろん、親も表彰式に出ることができて、我が子の誇らしい姿をカメラにおさめます。

おじいちゃんおばあちゃん、おばさんまで来ている姿を良く見かけるほど。以前、親戚一同総勢10人くらいで見に来ていたこともありましたよ。

表彰するときにこうして先生が生徒をハグするというのもハワイ(アメリカ?)流。この習慣、やっぱりすごくいいと思います。先生に誉められて、ギュッとハグされて、耳元で " I'm proud of you! (誇りに思うわよ!)" みたいなことを言われるんです。

嬉しいに決まってるし、ちょっとしたこのコミュニケーションが子供の心の成長に何か大きなものをもたらしてくれるんじゃないかなー。

そして、表彰式が終わると、親は持って来たレイを子供の首にかけ、さらに写真撮影。笑

我が家の娘も表彰されたので、娘が大好きなキャンディレイを持って行ってかけてあげました。その日は1日キャンディを首からぶら下げて、休み時間にはみんなにシェアして・・・と過ごしたみたいです。

とても嬉しそうでしたよ。笑

そんな風に、表彰された子供たちは1日中レイをかけて過ごしてもOKです。

その日は一日、いろんな人に「おめでとう!すごいわねー!」と声をかけてもらって、誇らしくて嬉しい1日となるのでしょうね。

こちらの学校、こういう表彰がとっても多いように思います。

誉められる機会がたくさんあるのってとてもいいと思います。

「誉めて育てる」

しかも全員参加で、オフィシャルに誉める!誉めちぎる!!

大賛成!!


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