ハワイで空手。
長男11歳。
日本にいる時からはじめたサッカーを、ハワイに来ても続けています。
英語の知識はゼロ、右も左も分からないまま学校に放り込まれた長男にとっては「サッカー」という大好きなスポーツで発散することは、移住してきた直後は必要不可欠なことでした。
もちろん今でもサッカーは続けていて、サッカーから学ぶ、チームワークや競争心、単純に体力作りの大切さ、そしてそれらが身に着いて来た時の「自信」、、、色々なことをサッカーから学んでいると思います。
アメリカは男の子がサッカーするイメージがあまりないのですが、ここハワイ独特なのか、最近の流れなのか、サッカーは男の子にとって人気の高い習い事のひとつです。
その他にもアメリカらしいフットボール、野球はもちろん、水泳、バスケも人気の習い事のようですが、
ここハワイでは、空手、テコンドー、合気道も老若男女問わずとても人気のある習い事なんですよ。
だから、というわけではありませんが、長男も数ヶ月前から空手をはじめました。
ハワイで空手???となんだか笑ってしまう感じもしなくもないですが、先生は日本生まれの姉弟の先生とアメリカ人の先生。もちろん先生全員黒帯保持者。
完全なバイリンガルで小さい子供から大人まで数十人の生徒を教えてくれます。
各地域の公立小学校のカフェテリアで、放課後や週末に教えてくれるので、行きやすいし、公立小学校に認可されているというのがまた大きな安心感だったりします。
レッスンは「SEIZA(正座)〜!REI(礼)!ONEGAISHIMASU(お願いします)!」の挨拶から始まります。
ちょっと英語なまりの日本語の挨拶ですが(笑)空気的にはピリッとしていて、見ている方も身が引き締まる感じです。
私自身空手というものをほとんど知らないので、ハワイの空手が日本の空手と比べてどうなのかは分かりませんが、割としっかりと教えてくれているという印象です。
数ヶ月に一度昇級テストがあって、テストに受かれば、帯の色が1級上がります。
この昇級テスト。
受けるのに“資格”がいります。
その“資格”とは、親と先生からテストを受けるための許可を得ていること。
このような書類に親と先生にサインしてもらえないと昇級テストは受けられないんです。
親がサインする欄には
・家族に対してリスペクトの気持ちがあるか
・手伝いはしているか
・学校の宿題や課題をきちんと期限内に仕上げているか
学校の先生がサインする欄には
・先生やクラスの友達にリスペクトの気持ちがあるか
・すべての教科でグレードを落としていないか
・授業中、積極的に参加しているか
これらの全項目に対して「イエス」と言わなければ、空手は続けられない、ということなんですね。
これは日本でもこういうシステムなんでしょうか?ぜひ知りたいところです。
長男については、「家の手伝い」の項目にはかなりの疑問符がつきましたが、「これからちゃんと手伝うから!」と約束をしてくれたので、一応サインしました。笑
先生からも無事サインをもらえて、昇級テストを無事受けることができました。
テストの結果は来週。
白帯卒業できているといいね〜。