ハワイ公立小学校 Junior Police Officer
- Atsuko Nagasawa
- 2014年11月7日
- 読了時間: 2分
ALOHA! こちら早くもAloha Friday。一週間が早いです・・
今日は、時々ご紹介したくなる、ハワイの公立学校の教育について。
長男は10歳、日本では4年生ですが、ハワイでは5年生。 小学校の最高学年です。
来年はもう中学生、ということで、4年生の時とはカリキュラムも学習の内容もガラッと変わります。
すべては中学生に向けての「準備」という感じです。
そのひとつとして、5年生に与えられる「JPO=Junior Police Officer」という役割があります。 文字通り「ジュニア警察」なのですが、毎日の登下校時の生徒の安全を守る役割です。
朝は誰よりも早く行って、アメリカ国旗とハワイ州旗を空高く揚げ、 ドライブスルーで登校してくる車のドアを開けて中にいる生徒を安全におろし、歩行者が安全に渡れるように誘導し、校内を走るなどの危険行為をしている生徒に注意をする。
そんな感じです。
このJPO、5年生の役割と書きましたが、義務ではありません。 要するにみんながみんなやらなくてもいいんです。
そこが何とも面白い。
やりたい人が立候補をし、任命されてから初めてできる仕事なんです。 めでたく任命されたあかつきには、「JPO認定書」なるものが渡され、JPOとして責任ある行動をとることを約束する「誓約書」にサインをします。 このちょっと大人なプロセスを経てやっとなれるものなんです。
子供達の「大人になりたい欲」をくすぐりつつ、自主性と責任感をうまーく引き出すやり方はさすがだなぁー、と感心した次第です。
・・・・がしかし、現実は。
「ほら!今日はJPOでしょ!?早く起きなさーーーい!!!」と怒鳴られてやっと起きてくる、、、っていう・・・ 自主性も責任感もあったもんじゃありませんけどね。笑
Have a great weekend!

::MamaA::
コメント